卓球への意欲に関わる3つのこと

今年に入ってから弊社HPへの国別アクセスを見るとシンガポールからのアクセスがとても多い。WINGSPAN製品が日本だけでなく海外からも注目されていることはありがたく思う。ちなみに最近のブログでは森岡選手や岩波選手のグリップを紹介したページのアクセス数が突出している。引き続き有意義な情報を発信したいと思う。(ラケット開発者のたわごともご容赦いただきたい)

創業5周年の今年も、相変わらず弊社製品カーブラインシリーズに関心を持っていただけることに感謝したい。また、カーブラインシリーズという、全く新しいラケットにも関わらず、その可能性にかけてラケットを使用していただいている競技者、カーブライナーの皆様に弊社は支えられていると実感している。引き続きユーザーと共に独創性と競技性の両立をめざしていきたいと思う。どうぞよろしくお願いいたします。


さて、皆さんは卓球への意欲についてどのようなお考えをお持ちでしょうか?
最近、卓球への意欲に関係する大切なことについて、私の考えが明確になったので、その構成要素3つを記したいと思う。

卓球への意欲に関わる3つのこと
1.家族の理解があること
2.活動団体に自分の居場所があること
3.卓球と自分の距離が適切であること

さて1の「家族の理解があること」だが、例えば卓球をする自分以外の家族(またはパートナーなど生活を共にする者)が、卓球に目もくれず、サッカーこそが最高の球技として、Jリーグや海外サッカーリーグに熱狂している場合と、家族が卓球に興味をもっていて、卓球の大きな大会結果やトッププレイヤーにも関心がある場合があるとする。その場合、後者が意欲に与える良い影響は明らかだろう。特に未成年の場合に「家族の理解があること」の影響力は大きい。

2の「活動団体に自分の居場所があること」は、卓球クラブ、学校の卓球部、実業団、社会人卓球クラブなどいろいろな卓球の活動団体があると思うが、そこで自分の居場所があると感じられること。自分自身がここにいて良いんだと実感でき、さらに他のメンバーと一緒に活動する自分に納得ができるのであれば、その団体において仮に自分が鶏口だろうと牛後だろうと、意欲は高まるはずだ。

3の「卓球と自分の距離が適切であること」。人間は、生まれてから、成長と共にいろいろな役割を与えられることになる。1人の子供が、学生になり、社会人になり、結婚したり、親になったり、さらに親を介護をする人となったりして、やがて高齢者になる。その役割は人によって異なるが、少なからず成長と共にいろいろな役割を担うことになったり、役割を終えることになったりする。そんな中で、卓球との距離を一定に保つことは難しいだろう。その時々の役割や状況に合った、卓球との距離を適切にとることが卓球の意欲においても大切に思う。無理は禁物だ。

さてここまで書いてきて、私が言いたいことは何かというと、自分の卓球への意欲向上のために「家族に理解を求めること」「活動団体に自分の居場所を相手に求めること」が大事というわけではない。

むしろ逆である。求めるのではなく、「自分が家族に対して理解すること」、「活動団体の他のメンバーの居場所を自分が作ろうとすること」が大切だと思う。現実的にもできることはそのくらいのことだろう。

例えお父さんがモルックに熱中しだしたとしても、お母さんが三味線を買って浪曲を歌いだしたとしても、お姉さんが水石のコレクションに熱中しても、無下にしてはいけないのだ。モルックのルールをお父さんに聞いて一緒にやってみよう。お母さんの浪曲の発表会に行ってみよう。お姉さんと採石に行ってみよう。そんな姿勢が、あなたの大好きな卓球を、家族が理解してくれることになるかもしれない。